「31歳?違う、彼はマシーンだ」戴冠に大貢献の鉄人、遠藤航をクロップ監督が激賞!「我々はラッキー。本当に助かる」

遠藤航を擁するリバプールは現地時間2月25日、チェルシーと聖地ウェンブリーで対戦。0-0で延長戦に突入してもゴールを奪えず、ついにはPK戦かと思われた118分に、フィルジル・ファン・ダイクがヘッドで決勝点を叩き込み、1-0で2年ぶり10度目の優勝を果たした。

遠藤はチームが6枚の交代カードを切るなか、タイムアップの瞬間までタフにプレー。絶妙なスルーパスでチャンスの起点となれば、間一髪でのシュートブロックで大ピンチを防ぐなど、攻守で際立つ活躍を見せた。

クラブ公式サイトによれば、ユルゲン・クロップ監督は試合後の会見で「シーズンを通してのワタル・エンドウのパフォーマンスと成長」を問われると、「我々はワタルを連れてこられてラッキーだった」と誇らしげに語った。

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「3年、4年以内にワタルがまたリバプールで長期契約を結ぶと確信している。パスポート上は30歳か31歳かもしれないが、それは違う。彼はマシーンだ。フットボール面で並外れている。守備の頭脳がずば抜けているんだ。彼は多くの場面で自由を与えてくれる。ああ、トップレベルの成長だ。とても助かるよ、本当に助かる」

人情味溢れる名将は、今季限りでのリバプール指揮官退任を発表している。日本代表のキャプテンは現在首位を走るプレミアリーグをはじめ、残されたコンペティションでも確かな活躍を見せ、再び餞別のタイトルを送れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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