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地元農家から稲作について学ぶ授業が13日、京都府与謝野町三河内の三河内小であった。5年生11人は、消費者とのつながりを深める取り組みや町内産米が海外にも輸出されていることを知り、地域農業への理解を深めた。
同小の卒業生でコメ農家の香山喜典さん(53)=同町三河内=を講師に招いた。15年前に家業を継ぎ、三河内地区で3ヘクタールの水田を管理している。
香山さんは自身の会社が取り組む「田んぼのオーナー制度」で、田植えや稲刈りを体験した参加者に米60キロを届ける活動を紹介。日本食の人気が高い米国や中国に輸出していることにも触れ、「米作りを応援してくれる人や与謝野産米をおいしいと言ってくれる海外の人が増え、やりがいを感じる」と伝えた。
児童の一人(11)は「三河内のお米が地元だけでなく、世界中で食べられているのに驚いた」と話した。