「福島に還元できるものを吸収したい」東日本国際大、福島高専の学生が米・ワシントン州に留学へ 福島

福島県いわき市の東日本国際大学と福島高専の学生がアメリカ・ワシントン州に留学することになり、結団式が行われました。

アメリカ・ワシントン州のハンフォード地域に留学するのは、東日本国際大学と福島高専の学生10人です。両校は今年度から5年間、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」の採択校となり、国際的に活躍できる人材育成を行っています。

かつて、プルトニウムの製錬をしていたハンフォード地域は、現在も環境回復事業が行われていて、浜通りの復興創生のモデルにもなっています。

東日本国際大・室井駿哉さん(2年)「経済成長を遂げている町を肌で感じて、福島に還元できるものがあれば自分の中で吸収して福島に貢献していきたい」

学生たちの研修は、3月1日から17日まで行われます。

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