低気圧　発達しながら日本の東を北東進

27日（火）は、日本の東の前線を伴った低気圧が発達しながら北東進します。一方、中国東北区の高気圧が日本海に移動して、日本付近は冬型の気圧配置が続く見込みです。
このため、北日本や北陸では雪や雨が降るでしょう。北日本では雪でふぶいたり、大雪となる所もある見込みです。西日本の日本海側は雲が広がりやすく、所により雨や雪が降りそうです。東・西日本の太平洋側は概ね晴れますが、関東甲信の山沿いでは雪の降る所がある見込みです。南西諸島は雲の多い天気となり、所によりにわか雨があるでしょう。
日本の東の発達する低気圧周辺では気圧の傾きが大きくなり、風が非常に強く吹く見込みです。東北太平洋側の海上では暴風雪や高波に警戒してください。また、東日本の太平洋側沿岸部でも高波や強風に注意、警戒が必要です。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：27日午前9時の予想天気図。