1kgの手羽元をフライパンで大量調理!さっぱりおいしい「手羽元の甘酢煮」レシピ

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。「手羽元の甘酢煮」レシピを教えていただきます。1kgの手羽元が安く手に入ったらぜひ作ってみてくださいね!お酢の効果でさっぱり&やわらかに仕上がりますよ。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は「手羽元のさっぱり甘酢煮」をご紹介させていただきます。1kg入りの手羽元を、直径26cmのフライパンで一度に大量調理します。さっぱり系の甘酢味で手羽元をおいしく食べられ、作り置きにもおすすめのレシピです。

わが家の近場にあるスーパーでは定期的に鶏肉や豚こま肉の1kgパックが特売価格で並ぶので、見つけたら買うようにしています。買ってきたときは小分けして冷凍することもありますが、今回のように大量調理して作り置きすることも多いです。

作り置きする場合に気になるのは日持ちですが、酢を使った料理は日持ちが良く、お弁当に入れるときも安心感があります。今日のレシピでは手羽元を甘酢煮にするので、酢の効果で肉をやわらかくすることができるのもよいところです。

それと、酢を使うと料理にさっぱり感が出るのがうれしいです。昨今は高たんぱくな食事が推奨されているのでお肉を食べる機会が多いですが、若いうちならともかく、私のように年を取ると脂っぽいものは食べにくいです。ですが酢でさっぱり感を入れると食べやすくなるのがうれしいところです。

フライパンで大量調理「手羽元のさっぱり甘酢煮」レシピ

調理時間

25分

分量

4~5人分

材料

手羽元…1kg

にんにく…2~3かけ

たかのつめ…1本

ごま油…小さじ2

白いりごま…適量

A

しょうゆ、酢、日本酒、砂糖…各大さじ4

水…250ml

作り方

1. にんにくは包丁の腹、もしくは瓶の底等で押して軽くつぶします。たかのつめはたねを取っておきます。

2. 手羽元はパックから出し、水分をキッチンペーパーで吸い取ります。

3. 直径26cmのフライパンにごま油をひき、手羽元の皮の分厚い方を下にして入れます。

※キツキツですが詰めれば入ると思います

※皮の分厚い方を下にするのは、皮に焼き目をつけて風味を出し、余分な脂を出す為です

4. 強火にかけ、皮に焼き目がついたら返します。反対側は色が変わるくらい焼いたら、A、にんにく、たかのつめを加えます。

5. 煮立ったら脂が浮くので軽くすくいます。アルミホイルを手羽元に添うようにかけて落し蓋にします。沸騰した泡でアルミホイルが軽く動くくらいの火加減で15分煮ます。

6. 15分煮たら落し蓋を外します。手羽元を返し、弱めの中火にして煮汁を煮詰めます。煮汁が焦げないよう、時々フライパンをゆすり、煮汁が鍋底から5mmくらいの量になったら火を消します。

皿に盛り付け、フライパンに残った煮汁をかけ、白いりごまをちらしてできあがりです。

甘酢で煮た手羽元はやわらか。さっぱり感のある味でしつこさがなく、とてもおいしいです。煮汁に酢が入るので肉がやわらかく、身ばなれもよくて食べやすくもあります。そして脂っぱさが抑えられているのでたくさん食べられます。

仕上げに刻みねぎなど青味のある薬味をちらしたくなりますが、作り置き分にまで刻みねぎをちらすと、刻みねぎが先に傷んじゃいます。ですので、仕上げには白いりごまをちらす程度にしています。白いりごまなら傷みませんからね。

このレシピで冷蔵で3~4日保存可能ですが、それ以上保存する場合は冷凍してもいいです。作り置きに「手羽元の甘酢煮」をぜひお試しください。

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