「戦術的な理由だ」セルティックのロジャーズ監督、古橋亨梧の交代について説明「何も生み出せていなかった」

現地時間2月25日に開催されたスコットランドリーグ第27節で、日本人5選手を擁するセルティックは敵地でマザーウェルと対戦。3-1で逆転勝利を収めた。

この一戦に古橋亨梧は先発出場。34分には、カラム・マグレガーの絶妙なスルーパスに反応し、上手く抜け出して決定機を迎えたが、相手GKに阻まれてゴールならず。それ以外にはチャンスを作れず、前半のみでアダム・アイダと交代となった。

一方の古橋に代わって投入されたアイダは51分と90+4分にゴールを決めて、勝利の立役者となっている。

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セルティックの地元メディア『Glasgow World』によると、ブレンダン・ロジャーズ監督は、古橋を交代した理由を説明。29歳の日本人は前半終了間際に肩を気にするそぶりをしていたが、指揮官は「戦術的な理由だ」と明かしている。

「彼は肩を痛めていたが、何も生み出せていなかった。それが現実だ。キョウゴの強みは背後を突いたり、スペースに走り込むプレーだ。この試合ではそれらを求めていたがアダムもできる。チームにはターゲットもまた必要になる。大柄な彼はゲームを決めてくれた」

セルティックの今後のFW争いに注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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