性別がわかり、広がる妄想。[妊婦のハッケン #9]

0歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterInstagramで描いています。
息子の妊娠中は、辛いこともありましたが、妊婦になってみないと経験できないことも多く、発見にあふれていました。妊娠は十人十色ですが、この連載では、私が妊娠中に発見して面白いなーと思ったことを、色々な切り口で伝えていけたらと思っています。

→今までのお話はこちら

性別がわかり、広がる妄想。[妊婦のハッケン #9]

21週ぐらいの妊婦健診だったでしょうか。先生に「性別って、、分かりますかね?」と恐る恐る聞くと・・・「性別、知りたいですか?男の子ですよ。ついてます。」と、さらりと教えてくれました。

「お、男かーーーーー!?!」というのが、正直な感想。自分の性別が女だから、女の子ってどんな感じかわかるけど、「男の子って、未知すぎる!育てられるか不安・・・」というのが、一番最初に思ったことでした。

でも、男だと聞いてすぐに、どんな風に育つんだろう・・・という想像がムクムク。「なんかスポーツとかするのかな?サッカー?野球?」「両親が理系だから、きっと理系に進むな。夫みたいにプログラミングとかするかな?これからの時代、AIとか作る人になるのかな?」「男だから妊娠も出産もないのか。お嫁さんと仲良くなれるかな?そもそも結婚するのかな?」などなど・・・。
別に、体の性別が男だからといって、どんな個性を持った子に育つかわからないのに、ついつい妄想してしまったのです。

そして、そんな妄想をしていたら、「ああ、この子は、私とは全く違う人生を歩むんだ・・・!なんかすごい、すごく感動する!!」と、涙が出てきてしまいました。性別がわかっただけで、産まれてもいない子の人生を妄想し、感動してしまうとは・・・。妊娠中は涙もろくなっていたのもあるかもしれませんが。

ハッケンその9「性別がわかると、子どもの人生の妄想が爆発した。」

子どもの体の性別がわかったからといって、そんなに意識が変わることもないはずと思っていました。しかし実際には、図のように、性別がわかった途端に、様々な妄想が爆発!名前を考え始めるだけでなく、どんな服を着せようか、どんな習い事をさせようか、どんな進路に進むかな、結婚はするかな・・・などなど。
こんなの私だけかもしれないのですが、自分の意識の変化に自分でびっくりした、というハッケンでした。

妊婦は生きてるだけで疲れる、そのワケは。[妊婦のハッケン #5]

[わぐり]
2018年4月に息子を出産し、育休中の34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)Instagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。

※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

© 株式会社ベネッセコーポレーション