札幌の「大通地区」に新たな再開発ビル 北海道銀行の本店が移転…跡地には隈研吾さんデザインの地上34階建てビル 公園見おろすテラスも

再開発が進む札幌市の「大通地区」で新たなビルが完成しました。新たな人の流れが生まれそうです。札幌市中央区大通西2丁目の旧北陸銀行札幌支店跡地に完成した「ほくほく札幌ビル」。地上13階・地下3階建てで、北海道銀行の本店や北陸銀行の札幌支店が入ります。

「ほくほく札幌ビル」

「新しいビルに移った以上は、この新しいビルから新しい歴史を作っていきたい」(北海道銀行 兼間 祐二 頭取)北陸銀行札幌支店は3月11日から、北海道銀行本店は4月15日から営業を始める予定です。「地下鉄大通駅に来ています。エスカレーターの奥に新しい空間ができています」(池田 大地 記者)ビルは地下街と直結していて、地下2階にはコンビニエンスストアの「セイコーマート」が5月ごろに、1階にはコメダ珈琲店が6月ごろにオープンする予定です。また現在、北海道銀行本店が入る大通西4丁目の「道銀ビルディング」は今後解体され、2028年の完成を目指して新しいビルが建設される予定です。

2028年には道銀ビルディングの跡地に新たなビルが

国立競技場の設計を手掛けた隈 研吾さんがデザインを監修。地上34階・地下3階建てで「大通公園」や「さっぽろテレビ塔」を臨む屋外テラスや、吹き抜けの空間が整備される見通しです。

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