JR花咲線と釧網線 1日計16本を減速運転に「シカ衝突防止の効果を期待」秋冬限定で行っていたものを通年に拡大へ 北海道

JRが花咲線と釧網線の一部の列車を3月16日のダイヤ改正から通年で減速運転することを発表

JR北海道は鹿などの動物との衝突を防ぐため、花咲線と釧網線の一部の列車を3月16日のダイヤ改正から通年で減速運転することを発表しました。3月16日から減速運転をするのは、JR花咲線の釧路~根室間と、釧網線の釧路~川湯温泉間の一日16本です。

一日16本が通年で減速運転に

鹿などが活発に活動する早朝や夜間を中心に減速運転を実施します。JR北海道によりますと、減速運転は2022年度から秋冬限定で行っていて、動物との衝突事故が91件と通常運転だった前の年より3割ほど少なかったことから、効果があると判断し、通年に拡大したということです。

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