ラ・リーガで副審がカメラと激突し大量出血の大事故…審判委員会はリーグに怒り「すでに何度も警告していた」

カメラと激突してしまったグアダルーペ・ポラス・アユソさん[写真:Getty Images]

ラ・リーガでとんでもない事故が発生していた。
【閲覧注意】ピッチサイドのカメラと激突した副審は頭部から大量出血で血まみれの痛々しい姿…

事故が起きたのは25日に行われたラ・リーガ第26節のレアル・ベティスvsアスレティック・ビルバオの一戦。副審を務めたグアダルーペ・ポラス・アユソさんがピッチサイドのカメラと激突するアクシデントが起きていた。

試合開始13分に事故が発生。ポラスさんは、ベティスのチミ・アビラのゴールを確認後、タッチライン際を走っていた中、カメラマンと激突した。

そのままピッチに倒れ込んだポラスさん。頭部からは大量の出血があり、即座に治療を受けていた。

状態に問題はなかったが、当然審判を務めることなどできずにそのまま担架で運び出され、病院に搬送されていた。

カメラはゴールが決まったために動き出したが、その動きとポラスさんの動きが重なり衝突したとのこと。ベティスとアスレティックのメディカルスタッフがすぐに異変に気が付き、大量出血を発見。その場で治療を行いながら救急車で運び出されるのを待ったという。

なお、今回の事故を受けて審判委員会は苦情を申し立て。予てからゴール後にピッチに入るというラ・リーガの運用に対して警告していた中、今回の事故が起こったという。スペイン『アス』が伝えた。

「副審は仕事中に殴打を受け、その顔が血まみれになって担架で去っていく映像となった。審判技術委員会はこの状況について非常に怒り、憤慨している。なぜなら、すでにラ・リーガに何度も警告していたからだ」

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