韓国のサムスン電子は、スマートフォン旗艦モデル「ギャラクシーＳ24シリーズ」に搭載した人工知能（ＡＩ）機能を他機種にも採用する。
３月末から◇ギャラクシーＳ23シリーズ◇普及モデル「Ｓ23ファンエディション（ＦＥ）」◇折り畳みスマホ「ギャラクシーＺフリップ５」「ギャラクシーＺフォールド５」◇タブレット端末「ギャラクシータブＳ９シリーズ」——の５タイプ９モデルに採用する。ソフトウエアをアップデートする方法でＡＩ機能を使えるようにする。
■通話音声の自動通訳など可能に
ＡＩ機能の搭載により、通話音声の自動通訳やインターネットページの翻訳が可能となる。通話やメッセージの通訳・翻訳言語は、韓国語のほか、日本語や英語、中国語、スペイン語など13カ国語に対応する。
生成型ＡＩ基盤の写真や動画編集の機能も利用できる。ＡＩが写真を解析して編集ツールを提案する機能も採用し、ユーザーの利用価値を高める考えだ。
