ヨルシカ suis、Misumiによる新曲「星めぐる詩」スペシャルムービー公開 すとレがアニメ制作

ヨルシカ suisが2月23日に配信リリースした新曲「星めぐる詩」の、スペシャルムービーが公開された。

同楽曲は2月20日より特設サイトにて公開された、京セラ制作のZ世代に向けた共感型オリジナルアニメ第3弾『今は将来に入りますか。』主題歌。2月26日12時時点で、同作の再生回数は240万回を突破している。

スペシャルムービーは、『今は将来に入りますか。』の世界観や「星めぐる詩」に込められた思いにさらに深く触れられる内容となっている。DUSTCELLのMisumiが生み出した美しく繊細なメロディと、葛藤を抱えつつも夢や目標に向かっていく決意をテーマにした歌詞、suisの透明感あふれる声に合わせ、オリジナルアニメーションに登場する“AIちゃん”と月へ行きたいという夢を持ったキャラクターの物語が展開される。

制作には、AdoをはじめとするアーティストのMVアニメーションを手がけているアニメーターのすとレを起用。飛びたいのに羽がないなど欠けている部分を互いに理解し支え合う登場人物たちが、夢を叶えて月へと飛び立つファンタジックな物語となっている。

■suis from ヨルシカ コメント

Q:スペシャルムービーをご覧になった感想をお願いします。

A:何より可愛いです。二人の間に芽生える愛着が、それぞれを報いるようで、寂しくもあり…。冒頭のシーンは「なんでそんなひどいことをするんだ…」と胸が痛みます。AIちゃん、ありがとうの気持ちです。

■Misumi コメント

Q:スペシャルムービーをご覧になった感想をお願いします。

A:これ以上ないほどの映像を楽曲にあててくれたなと感じました。
キャラクターの表情一つ一つが素晴らしく、青黒い夜空と金色のコントラストが美しかったです。絵本としても手元に置いてみたくなるような一つの作品が仕上がったように感じます。楽曲に奥行きとすてきな彩りを与えていただき本当にありがとうございます。

■すとレ コメント

Q:今回のスペシャルムービー制作にあたり、最も意識したこと、込めた思いは何ですか?

A:現代社会は生きているだけでたくさん傷ついたり、時には挫折してしまうような大きな壁に当たったりしてしまうことが多いと思います。特に学生さんなどの若い世代の方々にとって、それはもう頑張れないと思ってしまうような深い苦しみを伴うものかと思います。そんな時にふとこの動画を見て、少しでもまた一歩踏み出してみようかなという気持ちになれる作品にしたいという思いが強くありました。
周りから見てどんなに小さく見える一歩でも、それはあなたにとってこれ以上ない大きな一歩です。その後押しが、ほんの少しでもできる作品になるようにと祈りを込めて制作させていただきました。この作品で一人でも多く前向きな気持ちになってくださる方がいればうれしいです。

(文=リアルサウンド編集部)

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