路線バスに新車両 加越能バス2台導入

導入された2台の新車両=高岡市江尻

 加越能バス(高岡市)は26日、路線バスの新車両2台を導入した。ライトの自動点灯機能や車いす・ベビーカー用のスロープを搭載したほか、6速オートマチックでスムーズな発進が可能。27日から運用する。

 車両は日野自動車の日野レインボーで1台2900万円。54人乗りのディーゼル燃料で、運転手の居眠りや姿勢の崩れなどを検知してブレーキが作動する異常時対応システムが備わる。

 高岡市江尻の本社で関係者にお披露目され、担当者は「快適で便利に使ってもらえる路線バスとなるよう努める」と話した。路線バスの車両数は72台となり、94%が乗り降りがしやすいノンステップバスになる。同社は順次、車両を更新していく。

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