86人が空手道で熱戦 栃木で関東選抜大会 カラテ界の明日のジョーをさがせ!

熱戦を展開する選手たち

 【栃木】藤岡町蛭沼の実戦武道派空手道「闘心塾」が主催する「カラテ界の明日のジョーをさがせ! 第1回関東選抜大会」が25日、岩舟体育館で開かれ、県内外の子どもたちを中心とした86人が熱い戦いを繰り広げた。

 大会には県内をはじめ、埼玉県や茨城県などの12団体が参加した。開会式で大川秀子(おおかわひでこ)市長は「ヒーローが生まれる大会。精いっぱい力を発揮してほしい」と激励。選手たちは「フルコンタクトの部」「グローブの部」の2部門で、学年や男女などに分かれて日頃の稽古の成果を競った。

 子供たちは「押忍(おす)」の掛け声を出し、頂点を目指して熱戦を展開した。フルコンタクト部門の幼児の部で優勝した祥龍館(壬生町)の柴山凰我(しばやまおうが)ちゃん(6)は「上段回し蹴りが決まった。勝ててうれしい」と笑顔を見せた。

 上位者は11月に東京都で開かれる全国選抜優勝大会に出場する。

熱戦を展開する選手たち
熱戦を展開する選手たち

© 株式会社下野新聞社