シンガポール開催の“世界選手権” 畑岡、稲見、古江、笹生、西村が参戦

前年大会は3位で終えた古江彩佳(右)。最終日は畑岡奈紗(左)と同組でプレーした(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前情報◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6775yd(パー72)

米女子ツアーのアジアシリーズ2戦目はタイからシンガポールに舞台を移し、29日(木)から4日間の日程で行われる。予選カットはなく、賞金総額180万ドル(約2億7100万円)、出場人数は66人に絞られたエリートフィールドだ。

「World Championship(世界選手権)」の大会名が示す通り、世界ランキング上位者の出場カテゴリーを設けており、トップ20のうち1位のリリア・ヴ、2連覇中のコ・ジンヨン(韓国)、今季初戦のミンジー・リー(オーストラリア)ら15人がエントリー。16位の申ジエ(韓国)は同週開催でディフェンディング大会の日本ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を見送っての参戦を決めた。

日本勢はタイから連戦を組んだ畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、西村優菜に加え、ツアールーキーの稲見萌寧が1月のフロリダ2試合から5週ぶりに出場。稲見は本格参戦2試合目の「ドライブオン選手権」で8位に入り、ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでトップに立っている。

シンガポールのタナメラCC開催だった2010年には宮里藍さんが優勝したトーナメント。17年から会場となっているセントーサGCタンジョンコースでも前年に古江が3位、笹生が6位、畑岡が11位と日本勢の活躍が目立っただけに期待がかかる。

<主な出場予定選手>
コ・ジンヨン、リリア・ヴ、イン・ルオニン、セリーヌ・ブティエ、ミンジー・リー、キム・ヒョージュ、リディア・コー、ブルック・ヘンダーソン、申ジエ、畑岡奈紗、稲見萌寧、古江彩佳、笹生優花、アリヤ・ジュタヌガン、西村優菜、パティ・タバタナキット

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン