ひな壇彩るハナモモ 群馬・中之条町で出荷がピーク

 桃の節句を前に、ひな壇を彩るハナモモの生産が最終盤を迎え、群馬県内の農家が出荷作業に追われている。

 中之条町五反田の花卉(かき)農家「堀口花枝園」では、一家総出で畑から切り出したハナモモの枝を5~10本ほど束ね、箱詰めにする作業に当たっている。

 枝の束を20度の温室で1、2週間ほど寝かせ、つぼみが1、2輪ほど咲いたタイミングで出荷するのがポイントという。同園の堀口正尚さん(48)は「心配された夏場の猛暑の影響もなく、例年同様に良い状態で出荷できる」と話している。

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