五島つばきマラソン 自然満喫しながらゴールを目指す 400人力走 市民らが沿道から声援

一斉にスタートするフルマラソンの選手たち=五島市、遣唐使ふるさと館

 長崎県五島市の冬恒例の「第24回五島つばきマラソン」(実行委主催)は25日、同市三井楽町の遣唐使ふるさと館を発着点に開催。県内唯一のフルマラソンなどに約400人が出走し、自然を満喫しながらゴールを目指した。
 2001年に始まり、15年にフルマラソンを導入。見ごろを迎えた沿道のツバキや、海岸線から海を望む景色を楽しめる一方、コースは起伏が激しい。
 フルに167人、ハーフに179人、フルのコースを4人で走るリレーに20チーム(80人)が出場。思い思いのペースでレースを楽しんだ。市民らが沿道から声援を送って盛り上げた。ボランティア約300人が給水などで大会を支えた。
 フル男子18~39歳は、木戸俊輔選手(五島市)が2時間34分23秒の大会新記録で優勝した。

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