花粉症シーズン到来です。症状に悩まされている人が多くなってきた時期かと思います。私自身もその1人で毎年酷い有様になるのですが、今回は今までで一番酷いことになってしまった友人Cから聞いたエピソードをご紹介します。
キャンプにハマるCさん。でも花粉症が……
家族でキャンプにはまっているCさんは、年々花粉症が酷くなっていました。いつも花粉が飛ぶ時期が来る前には耳鼻科に行って、処方してもらった薬を飲むことで症状を抑えていました。
これまで、花粉症の時期にキャンプに出かけたことがなかったのですが、「薬を飲んでいるから大丈夫でしょ!」と、毎年花粉症が気になり始める2月にキャンプに行ったのです。
ちょっとムズムズするけど、大丈夫!
キャンプ場に着き、指定のサイトに行くと目の前には杉らしき木がありました。ちょっと不安に思いながらも、「まだ2月は花粉が飛び始めだから大丈夫でしょ!」とタカをくくっていたCさん。
日中は鼻がムズムズするものの、平気で過ごすことができたので、家族でキャンプを楽しんでいました。
しかし夜になると、急変
夜になった途端、体調が急変してしまったのです。
Cさんは寝ていたはずなのにパッと目が覚めてしまい、鼻が詰まっていることに気づきました。あーやっぱり外だからかなーと思いながら鼻をかんでいたら、次第に目の痒さが強くなり、鼻水もダラダラと出てきました。夜中に炊事場へ行って顔を洗いマスクも装着したのですが、鼻の中は痒いし、目の痒みは止まらないしで、「もう、帰りたい。」と思うほどになってしまったのです。
翌朝の顔に、夫が即座に動いた
結局夜中1時間ほどの睡眠で、ほとんど眠れないまま朝を迎えました。そして、起きてきた夫がCさんの顔を見るなり、「ママ、すぐに片付けて帰ろう。」と言ってきて、片付けをし始めました。「まずは顔を洗っておいで。」と言われたのでトイレに行った時に鏡を見たら、そこには目やにがびっしりとついていて、顔もパンパンに腫れ上がり、白目からは出血していました!
なんとか撤収をして帰宅し、そのまま休日にやっている眼科と耳鼻科に駆け込み、3日間外出不可となりました。顔の腫れが引いたのは1週間後、白目の出血が落ち着いたのは2週間後で、この時期のキャンプは二度とやるまいと誓ったCさんなのでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:南さおり