土佐あかうしに四万十ポーク、はちきん地鶏!高知県産のブランド肉の魅力をPR『まるごと高知謝肉祭』初開催【高知】

土佐あかうしなど高知県内のブランド肉を味わいながら生産の現状や課題について理解を深めるイベントが26日夜、高知市で開かれました。

「まるごと高知謝肉祭」と題したこのイベントは、土佐あかうし協会が県内のブランド肉をPRし生産者が抱える課題の改善にもつなげようと初めて企画しました。26日夜、高知市の焼肉店「天下味桟橋本店」では土佐あかうしや四万十ポーク、はちきん地鶏の焼き肉セットなどが提供され、約230人が焼きたての肉を堪能しました。

土佐あかうし協会によりますと土佐あかうしの年間の出荷量は470頭と、和牛全体のわずか0.1%で生産者の利益が確保できず後継者不足が深刻になっています。イベントに参加した生産者たちは土佐あかうしの認知度を上げ、流通を増やすことが課題の改善につながると語りました。

土佐あかうし協会では今年春頃に土佐あかうしを味わえる専門店の出店を予定していて、消費を拡大し生産頭数の増加につなげることで、カツオのたたきと並ぶ高知の観光資源として育てていきたいとしています。

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