韓国外務次官「北朝鮮は『核実験を誇らしげに思っている』というふてぶてしさ」

韓国外交部(外務省)のカンインソン(姜仁仙) 第2次官は、軍縮問題を協議する国連会議場で「北朝鮮の核・ミサイルプログラムは、国際社会が直面した挑戦である」として、北朝鮮に挑発の中断を求めた。

カン次官は26日(現地時間)、ジュネーブの国連事務所で開かれた国連軍縮会議の高位級総会の演説で「国際平和と安保のための最も急がれる対応課題である、北朝鮮による不法な核・ミサイルプログラムに対し警鐘を鳴らす」と語った。

つづけて「北朝鮮の核・ミサイルへの執着は軍縮・非拡散体制を実存的に脅かしており、この数年間北朝鮮は幾度も国連安保理決議を露骨に違反し、100発以上の弾道ミサイルを発射した」と指摘した。

また「21世紀に核実験をした唯一の国である北朝鮮は、これを誇らしげに思っているというふてぶてしさを思い起こす必要がある」とし「北朝鮮はその気になればいつでもさらなる核実験を行なうことができ、そうなれば7回目の実験となる」と非難した。

カン次官は「他の国際社会の全ての国々と同様、韓国は北朝鮮が挑発を直ちに中断して対話へと復帰し、大量破壊兵器および弾道ミサイルプログラムを完全検証可能かつ不可逆的な方式で放棄することを求める」と強調した。

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