「全員が戦える状態にある」なでしこJのコンディションは万全! パリ五輪出場権がかかる北朝鮮戦へ、指揮官は選手の状態に手応え

なでしこジャパンは2月27日、パリ五輪・アジア最終予選の北朝鮮戦の前日会見を実施。池田太監督が登壇し、意気込みを語った。

日本は24日、サウジアラビアで開催された第1戦で北朝鮮に0-0のドロー。2試合のトータルスコアで決まるパリ五輪への出場権を獲得するには、第2戦での勝利が絶対条件となる。

ホームでの第2戦は、初戦から中3日とタイトなスケジュールで行なわれるなか、指揮官は選手のコンディションの良さを強調した。

「ジッタでの第1戦で出場した選手も大きな怪我なく、しっかりコンディションを整えているので、全員が戦える状態にある。メンバーではそれぞれの戦いのなかで、私がセレクトできる状態にあるということはお伝えできるかなと思います」

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また、1戦目では相手の5バックの守備に苦戦。池田監督は「ディフェンダーの枚数で言うと、4枚か、初戦のような5枚に対して、我々がどう対応していくかという部分も(選手と)共有しています。1戦目でやれたこと、(課題の)修正も含めて対応できると考えています」と語った。

負けられない一戦。「この世界に生きているからこそ、この緊張感はたまらない」と指揮官も高揚感を示した注目の第2戦は28日、国立競技場で18時30分キックオフ予定だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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