赤ちゃん遺体遺棄疑い 技能実習生 妊娠に誰も気づかず 尾道市

尾道市で技能実習生の女が赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件で、実習先で誰も妊娠に気づいていなかったことがわかりました。

児玉比呂記者「赤ちゃんの遺体が見つかったのは国道沿いにあるこちらの建物です」

インドネシア国籍の容疑者の女(20)は23日から2日間、尾道市因島中庄町の寮の部屋で赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いがもたれています。

容疑者の女は「自分が産んだ」と話していて、技能実習生を管理する会社の職員に相談したことで発覚しました。

赤ちゃんの遺体はかなり小さく早産だったとみられます。

実習先の介護施設によりますと容疑者の女は去年9月に来日し、日本語の能力は高くありませんでした。

施設では利用者の歩行の介助や食事の配膳などを担当していましたが、誰も妊娠していることに気づいていなかったということです。

警察は28日に司法解剖を行い、赤ちゃんの身元の確認や死因などを調べることにしています。

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