日経平均、高値警戒感くすぶるも底堅く…前日比5.81円高の39,239.52円で取引終了【2月27日の国内株式市場概況】

2024年2月27日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月27日の日経平均株価は、寄り付きから買い優勢で始まるも、高値警戒感から勢い続かず、11時過ぎに反落。後場も売りが優勢の展開となりましたが、結局前日比5.81円高の39,239.52円と、小幅に続伸して取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが109銘柄、値下がりが113銘柄、変わらずが3銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファナック〈6954〉、安川電機〈6506〉、大塚ホールディングス〈4578〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、オリンパス〈7733〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は18億3,900万株、売買代金は4兆9,907.24億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、鉄鋼、銀行業、機械、証券業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、海運業、陸運業、小売業、食料品、建設業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がじげん〈3679〉で+52円(+10.26%)の559円、2位がACCESS〈4813〉で+107円(+9.83%)の1,195円、3位が日立造船〈7004〉で+100円(+8.69%)の1,251円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がマツキヨココカラ&カンパニー〈3088〉で-144円(-5.36%)の2,543.5円、2位が明和産業〈8103〉で-38円(-5.34%)の673円、3位がジャパンインベストメントアドバイザー第4回新株予約権〈71729〉で-23円(-4.61%)の476円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは162銘柄、年初来安値を更新したのは8銘柄でした。

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