ウメの名所として知られる高知市土佐山の嫁石地区でウメの花が見頃を迎えました。これだけ早く見頃を迎えるのは初めてだということです。
甘い香りを放つウメの花。高知市土佐山の嫁石地区では約1.5ヘクタールの山あいに1000本あまりのウメの木が植えられています。
40年ほど前からウメの世話をつづける森和雄さんによりますと、今年は例年より2週間ほど早く2月中旬に開花。これだけ早く見頃を迎えるのは初めてだということで、濃いピンクの「赤梅」は2月15日に満開を迎えたそうです。梅園全体としてはいま8割程度の咲き具合ですでに見頃を過ぎたものも見られましたが、4つある品種のうち薄い黄色の花びらの品種「けさき」が大きめの花びらを誇らしげに開いていました。
山里に春を告げる土佐山嫁石地区のウメ。3月2日土曜日から10日日曜日までは嫁石梅まつりが開かれ期間中は田舎寿司や山菜天ぷらうどんなどが販売される予定です。入園料は1人500円、中学生以下は無料です。
