広島の食材を全国へ 百貨店のバイヤーと商談会 140社が自社製品をアピール

G7サミットをきっかけに注目された広島の食材などを全国に売り込もうと27日、県外のバイヤーとの大規模な商談会が開かれました。

会場には首都圏や関西のデパートなどからおよそ50社のバイヤーが集まりました。

広島県観光課 岡春日さん
「G7広島サミットでもたくさんの県産品に注目が集まったので、販路を拡大してもらったらと思う」

県産品の事業者はおよそ140社で、順番にプレゼンしていきます。

三次市の養蜂業者がデパートの通信販売業者に、「ハチミツは非加熱で無添加」と特徴を説明すると、バイヤーは年間の生産量などを質問していました。

洋菓子とドレッシングを製造販売している広島市の業者は、バイヤーに地元での実績などを強調していました。
カスターニャ 竹村崇社長
「手作りでつくっている商品なので県外の方にも知ってもらいたいと思い参加した。非常に関心を持ってもらったので(商談成立は)あるのかなと思っている」
近鉄百貨店 櫻井修係長
「瀬戸内の特徴を生かした特産物のドレッシングだったので特におもしろかった」

商談会は28日も開催されます。商談の数は600以上になるということで、県によりますと「県内で最大級の商談会」になるということです。

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