海田町“遺体なき強盗致死” 債権回収役の男 懲役8年求刑 広島

海田町で監禁された男性が現金を奪われ死亡した事件で、債権回収役の男に懲役8年が求刑されました。

被告の男(29)はおととし6月ほかの男女6人と共謀し、被害者の男性を海田町の事務所に監禁。暴行を加えて現金約11万円を奪い、その後遺体を遺棄した罪に問われています。

被告の男は監禁と死体遺棄の罪は認めたものの、「強盗については共謀していない」と起訴内容の一部を否認しています。

検察側は「被害者の反抗抑圧状態を認識した上で返金要求行為をした時点で、共犯者との間で強盗の共謀が成立している」などと指摘し懲役8年を求刑しました。

判決は来月19日に言い渡される予定です。

© 広島ホームテレビ