「子どもがどこから飛び出してくるか分からない」小学生3人けがの事故受け速度取り締まり=静岡・焼津市

2月20日、静岡県焼津市で横断歩道を渡っていた児童3人が軽乗用車にはねられた事故を受け、警察は27日、速度違反を摘発する緊急の取り締まりを行いました。

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<島田支局・篠原大和記者>
「先週、小学生3人がはねられた交差点です。警察が緊急の速度取り締まりを実施しています」

焼津市三右衛門新田の市道に設置された1台の機械。通過する車の速度違反を検知すると違反者をすかさず撮影する取り締まり装置です。先週、横断歩道を渡っていた下校中の小学生3人が軽乗用車にはねられた事故を受け、警察はきょう、緊急の取り締まりを行いました。

事故の原因に、軽乗用車の速度が関係していたかは分かっていませんが、警察は通学路の近くや見通しの悪い場所では制限速度にかかわらず、減速を徹底してほしいと呼びかけています。

<焼津警察署 岩見貴雄交通課長>
「取り締まりで安全速度について意識を高めてもらい、事故を防ぐことが目的。特に通学路では子どもがどこから飛び出してくるか分からない。速度を落として、まわりの安全確認をしながら進んでもらいたい」

警察は小学生がはねられた事故の再発防止策を検討するため、28日、市の職員などと現場診断を行う予定です。

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