ブルーインパルス 能登へ3月16日 被災地激励

航空自衛隊小松基地の航空祭で披露されたブルーインパルスの曲技飛行=2022年9月

 北陸新幹線金沢―敦賀間が開業する3月16日に石川、福井両県の上空を飛ぶ航空自衛隊の「ブルーインパルス」について、木原稔防衛相は27日、能登半島地震の被災地上空でも飛行させる考えを示した。衆院予算委員会分科会で「被災者を元気づける方法として意義がある。実現に向けた調整を前向きに進める」と述べた。

 ブルーインパルスは延伸開業の記念イベントで、小松や加賀温泉など新駅周辺の上空を飛行することが決まっている。木原氏は「能登半島の被災者を激励したい」と話し、石川県などと連携して準備を進めるとした。自民党の小森卓郎衆院議員が質問した。

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