夏主任、経済界に投資安心感与える

中央香港マカオ工作弁公室主任で国務院香港マカオ弁公室主任の夏宝竜氏が香港で1週間にわたる視察調査を行っている。2月27日付香港各紙によると、26日は訪問5日目に入り、金融界の代表者20名、内外の商工会議所の代表者40名、愛国愛港団体の代表者らと面会し、夕方には香港取引所に赴き、過去1年間に特区政府によって香港に誘致された30社の重点企業の代表者らとともに、香港の経済、投資、ビジネスの見通し、香港での法人設立と事業拡大の優位性について相互交流を行った。李家超・行政長官は「中央政府は香港の明るい未来に自信を持っている」と述べ、香港は今後も「スーパーコネクター」「超付加価値人」として中国本土と世界の架け橋としての役割を果たしていくと表明した。

26日午前10時30分頃、夏主任の車列が政府本部に到着した。李長官、陳茂波・財政長官、特区政府財経事務及庫務局の許正宇・局長らを伴って香港の金融・経済発展の状況を視察し、金融市場の最新動向や国際金融センターとしての香港の地位の強化について議論するため、金融業界の代表20人以上と協議が行われた。金融発展局の李律仁・主席、銀行学会の梁嘉麗・行政総裁、香港投資基金公会の黄王慈明・行政総裁、その他の金融業界代表者も出席し約1時間半会談した。

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