米、ヒズボラとイスラエルの緊張の高まり望まず=国務省報道官

[ワシントン 27日 ロイター] - 米国務省のマシュー・ミラー報道官は27日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルとの間の緊張がこれ以上高まることを米国は望んでいないと述べた。

ミラー報道官は定例記者会見で、イスラエル北部の住民は現実的な安全保障上の脅威に直面しているとし、米国はこの問題を解決するための外交的な道を追求していると表明。イスラエル北部でイスラエルとヒズボラの双方による紛争のエスカレートを米国は望んでいないと述べた。

その上で「イスラエル政府は外交的な解決を望んでいると公に表明しており、米国に対してもそのように断言した。われわれは外交的な解決を追求し続ける。これにより、最終的には軍事行動の必要性がなくなる」と語った。

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