常総学院ナイン、センバツでの活躍誓う 茨城県庁や土浦市役所訪問

森作宜民県教育長を訪ね、選抜高校野球大会の意気込みを述べる常総学院高の島田直也監督(右)と選手たち=県庁

第96回選抜高校野球大会に3年ぶり11度目の出場をする常総学院高の選手たちが27日、茨城県庁や地元の土浦市役所、茨城新聞社などを訪れ、甲子園での活躍を誓った。

訪問したのは島田直也監督(53)や若林佑真主将(2年)、近藤和真選手(同)ら同校関係者。県庁では、森作宜民県教育長を表敬。島田監督は「茨城を盛り上げる活躍ができるよう頑張りたい」と意気込みを示し、若林主将は「支えてくれる人たち、メンバーに入れなかった仲間のためにも、自覚を持って思い切りプレーして優勝を目指す」、近藤選手は「日本一に向けて練習を積んできた。県代表として模範となるプレーや行動を見せたい」と力強く決意を語った。

森作教育長は「県民皆が応援している。持っている力を存分に発揮してほしい」と激励。若林主将はメンバーの名前が書かれた色紙や、記念タオルなどを手渡した。

県庁のほか、学校所在地の土浦市役所の安藤真理子市長や、県議会の半村登議長らを表敬訪問。安藤市長は昨夏の全国高校野球選手権で4強に入った土浦日大高に続き、連続で同市から甲子園出場校が出ていることに触れ、「土浦の誇りで宝物」とたたえた。「甲子園での活躍を楽しみにしている」と期待を込めた。

大会は32校が出場して3月18日に開幕する。同8日に組み合わせ抽選会が行われる。

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