昨季限りで町田退団のFWアデミウソン、新天地は母国のアヴァイーに決定

FC町田ゼルビアは28日、ブラジル人FWアデミウソンの移籍先が決定したことを発表した。

1994年1月9日生まれで現在30歳のアデミウソンは、センターフォワード(CF)やウイング(WG)に加え、中盤の攻撃的ポジションでも起用可能なプレーヤー。母国の名門サンパウロの下部組織出身で、2012年1月にトップチーム昇格を果たした後、2015年2月に横浜F・マリノスにレンタル移籍で加入。公式戦通算39試合に出場し、10ゴール4アシストをマークする活躍を見せた。

同年12月にレンタル期間の満了に伴いサンパウロに復帰すると、翌年1月にガンバ大阪へレンタルで加入。2016シーズンは公式戦通算40試合の出場で13ゴール6アシストと結果を残し、翌年1月には完全移籍への移行が発表。その後も前線の主力として活躍を続けていたが、2021シーズン途中に道路交通法違反が発覚し、同年12月に契約解除が発表された。G大阪を退団後は中国の武漢三鎮でのプレーを経て、2023年9月に町田に加入を果たし、Jリーグに復帰。しかし、リーグ戦3試合の出場で1得点を記録するにとどまった。

そして、今年1月13日に契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことが発表されていたアデミウソン。移籍先に注目が集まっていたなか、新天地はアヴァイー(ブラジル)となることが明らかになった。

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