深夜、目が覚めて娘の部屋をのぞくと【ベッドに違和感】が!→ よく見ると、娘じゃない誰かが──!?

私の父の身に起きた恐怖体験を父から聞きました。深夜にいつもと違う違和感を覚えたら、何かあるかもしれませんよ。

我が家の寝室

私には2人の娘がいます。長女は自立して家を出ているため、現在は嫁と高校生の次女と私の3人で暮らしています。

寝るときはそれぞれ別の部屋で就寝しているため、我が家には実質3部屋の寝室がある状況。

娘は自分の部屋にベッドを置き、そこで毎晩寝ています。私は娘の部屋の横の部屋にベッドを置いて寝ています。

違和感

ある夜、深夜に目が覚めた私は、トイレへ向かいました。いつもは気にならないのですが、なぜかこの日は娘の部屋が気になり、トイレを済ませたあと娘の部屋のドアをそっと開きました。

娘は頭まで布団をかぶり、なにごともなく普通に寝ている様子。「私の勘違いだったか……。」とドアを閉めようとしたとき、廊下の電気が部屋に差し込みました。

恐怖体験

廊下の光が差し込んだとき、寝ている娘の頭に異変があることに気がつきました。その異変とは……明らかに娘の髪ではない髪が布団からはみ出していること。

娘は暗い茶髪ですが、布団からはみ出しているのは金髪の毛髪。

私は電気を消したまま、足音を鳴らさないように、恐る恐るベッドへと近寄りました。そしてその寝ている人物が頭まで被っている布団をそっと剝がします。

布団の中には人形が敷き詰められていて、まくら部分には金髪のカツラが置かれています!

びっくりした私は嫁のもとへ駆け寄り、いま起きた体験を話しました。嫁も起き上がり、娘を探すものの、家中どこにも娘はいません。

真相

あとからわかったことなのですが、普段から夜遊びを禁止されている娘は、私たち両親に内緒でこっそり遊びにいっていたそうです。

抜け目のない性格をしているため、万が一部屋を覗かれたときのフェイクとして布団に仕込みをしていたとか……。

娘はいなくなるし、びっくりして心臓が止まるかと思った体験でしたが、娘の身になにもなくてよかったです。その後、夫婦で話し合い、少しだけ娘へのルールを緩くしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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