つるし飾り華やか 栃木で来月3日まで作品展 手芸作家ら40人が400点

会場を彩るつるし飾り

 【栃木】大平町西野田、手芸作家高田(たかだ)スエ子(こ)さん(74)らによる作品展が、市中心部の栃木グランドホテルロビーなどで開かれている。3月3日まで。

 市内でひな祭りにまつわる多彩な催しを開催する「あそ雛(びな)祭り」の一環。高田さんが指導する手芸教室に通う約40人の作品400点を展示している。

 同ホテルととちぎ蔵の街観光館、9月に閉館した「とちぎ歌麿館」を展示会場にしている。古布を使ったつるし飾りや「風神雷神」のタペストリー、昭和初期の打ち掛けなどが展示され、会場を華やかに彩っている。

 期間中はつるし飾り作りのワークショップも開いている。高田さんは「来た人に感動してもらえるよう作品には繊細な細工を施している」と話している。

 午前10時~午後4時。(問)高田さん090.5490.6385。

会場を彩るつるし飾り

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