中国・新疆ウイグル自治区沙湾市の紡績企業、春節明けからフル稼働

中国・新疆ウイグル自治区沙湾市の紡績企業、春節明けからフル稼働

 【新華社ウルムチ2月28日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州タルバガタイ地区沙湾市では春節(旧正月)連休(2月10~17日)が明けて以降、市内の紡績・繊維企業各社が相次いで操業を再開しており、受注獲得と急ピッチの生産に励み、好調なスタートを切ろうと取り組んでいる。

 同市にある新疆裕鑫源紡織の生産現場では、機械音がごうごうと鳴り響き、各生産ラインが整然と稼働し、現場はフル回転していた。

 じゅうたんの製品設計から新素材の研究開発、生産、販売まで手がける新疆天目湖地毯織造の担当者によると、同社では現在、全ての生産ラインが稼働しており、受注が埋まり製品の供給が追いつかない状態になっている。販売先は主に江蘇省、河南省、河北省、山東省、浙江省などになっているという。(記者/丁磊)

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