DJI、ドローン用LiDAR「Zenmuse L2」の新しいファームウェアをリリース。効率と精度が向上

ファームウェアはv02.00.0001にアップデートされた。同社Webサイトでダウンロードできる。

DJIのリリースノートによると、更新内容は以下の通り。

  • デフォルトのビデオエンコード形式として H.265のサポートが追加。デフォルトのフォーマットはカメラ設定で切り替えできる。
  • 飛行ルートタスク中のIMUキャリブレーションの間隔は200秒に延長される。
  • 点群ライブビュー表示が最適化され、航空機がホバリングしているときの点群のドリフトが減少した。
  • 点群ファイルの保存形式を最適化し、一部のシナリオで点群記録ファイルのサイズを削減した。
  • ジンバルコネクタが航空機の左側のUSB-Cポートに接続されている場合 (航空機に面している場合)、アプリにL2がペイロード1であると表示される問題を修正した。
  • RGBカラーリングが有効で、記録モードが点群に切り替わった場合、ユーザーがリモコンのシャッターボタンを押した後、写真の撮影を停止してアプリで点群記録を開始できない問題を修正した。
  • タスク品質レポートファイルがmicroSDカード上に存在するにもかかわらず、アプリがそのファイルが見つからないと表示する問題を修正した。

更新されたファームウェアを使用してL2によってキャプチャされた点群データを計算するには、DJI Terra v4.0.0以降のバージョンが必要だ。また、L2の最新機能を利用するには、ドローン、RC、飛行アプリを次のファームウェアバージョンに更新する必要がある。

  • M350 RTK 航空機: v09.01.01.02
  • M300 RTK 航空機: v59.01.00.01
  • DJI RC Plus 送信機: v03.02.09.07
  • DJI パイロット 2 アプリ: v9.1.0.21

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