「友人が殴られ鼻から血が出ている。犯人は逃げた」飲食店に居合わせた男女2人の顔面を次々殴打 男性は右眼窩底・鼻骨骨折 建設業の男を逮捕

飲食店に居合わせた女性客や男性客の顔面を拳で殴打し、眼窩底骨折などのけがを負わせたとして28日、建設業の男が松江警察署に逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは島根県松江市に住む建設業の男(24)です。

調べによりますと男は25日午前2時15分頃、松江市内の飲食店店内で、島根県東部に住む女性(20代)の顔を殴って全治1週間程度の打撲の傷害を負わせ、さらに、島根県東部に住む男性(20代)の顔も拳で殴って、右眼窩底骨折・鼻骨骨折の全治1か月程度の傷害を負わせた疑いが持たれています。

午前2時18分頃、店の客から「友人が殴られ鼻から血が出ている。犯人は逃げた」と110番通報。
男が店員ともめていたことから、居合わせた客2人が仲裁に入ったところ、次々と男に殴られたということです。

所要の捜査などから男の犯行が明らかになったとして28日午前8時40分に逮捕。
男は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。

殴られた男性と女性は店に居合わせた別々の客で、男とは女性客は面識があり、男性客とは面識がないということです。

男は別の人物と一緒に来店したという情報もあり、店員ともめた理由など事件の詳しい経緯や、動機などについて松江警察署が詳しく調べています。

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