産学連携による新事業を支援 リエゾン‐Iが7社に計1050万円の資金贈呈 ワラビ栽培の企業など 岩手

企業と研究機関が共同で取り組む新事業を支援しようと、産学連携を推進する団体が28日、企業に育成資金を贈りました。

育成資金を贈ったのは、岩手県内の金融機関と岩手大学などの研究機関で組織するいわて産学連携推進協議会=リエゾンーIです。
28日盛岡市で贈呈式が行われ、県内に本社を置く企業など7社に岩手銀行の岩山徹頭取から合わせて1050万円の目録が手渡されました。
このうち西和賀町の「やまに農産」は県工業技術センターや県立大学と共同で、品質が良く加工に適したワラビの栽培を通じて収益性の高いわらび餅の製造に取り組んでいます。再来年には去年の1.5倍にあたる500キロのわらび粉の確保を目指していて、高橋明常務は「規模の拡大による普及と販路拡大を図りたい」と話していました。

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