高知県内の中小企業の取り引きを活性化させようと60社を超える企業が参加する商談会が高知市で行われ、商談件数は過去最大規模となりました。
この商談会は県内の中小企業の技術や製品を全国に売り込もうと、県産業振興センターなどが毎年主催しているものです。今年は機械加工や板金プレスなどの県内企業43社と、関西や中四国といった企業19社が商談を行い、相手のニーズを聞きながら製品や技術力をアピールしました。
産業振興センターによりますと、今年の商談件数は約160件で、2022年11月に開かれた前回より6割ほど多い過去最大規模の件数になりました。コロナ禍の影響で経済が落ち込んだ反動もあって企業が活発に営業し、商談件数がコロナ禍前の水準よりも増えたということです。
センターでは、今後もこうした商談会を開催し外商の取り組みを進めたいとしています。
