複数回にわたり校内で生徒にわいせつ行為 県立学校の60代の再任用教諭を懲戒免職処分【高知】

高知県教育委員会は2月28日、生徒にわいせつな行為をした県立学校の60代の再任用教諭を懲戒免職処分にしました。

県内の特別支援学校を所管する県教委の特別支援教育課は28日に会見を開き、県立学校の60代の再任用教諭が去年5月から6月にかけて授業を担当していた生徒に対し学校内でわいせつな行為を複数回行ったとして、28日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。

特別支援教育課によりますと、去年6月、生徒から担任に再任用教諭からのわいせつ被害の相談があり、県教委が話を聞いたところ再任用教諭は「記憶にない」と事実を否認しました。その後、再任用教諭は休職していましたが去年12月になってわいせつ行為を2度したことを認めたということです。

特別支援教育課は「教員の手本となるべき再任用教諭が不祥事を起こし悲しい」としながらも被害を受けた生徒に配慮し、再任用教諭の性別や名前を明らかにしていません。

県内であった教員の不祥事は昨年度が5件、今年度はこれで7件目で、再発防止への取り組みが急がれます。

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