「日本側にかたよった判定が見受けられた」北朝鮮指揮官が日本戦の判定に不満。「ゲストの私たちをもう少し尊重しても...」

北朝鮮女子代表は2月28日、パリ五輪・アジア最終予選の第2戦で日本女子代表と国立競技場で対戦し、1-2で敗戦。試合後、会見に出席したリ・ユイル監督が判定に対して不満を示した。

フェアプレー精神を称賛した記者から、「フェアプレーは普段から選手に指導しているのか?」と訊かれた指揮官は、次のように答えた。

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「まずスポーツ選手として審判を尊重するのは重要なことで、ルールを守るのも重要なこと。選手には日常からフェアプレーを守るように言っているし、彼女たちが子どもの頃から教えられている」

そのうえで、リ・ユイル監督は「本日はオーストラリアの審判でしたが、私たちにとっては、日本側にかたよった、かばうような判定が見受けられたと思う。アウェーでゲストの私たちをもう少し、尊重してくれる判定があってもいいのではないか」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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