敗北の日本戦「熾烈な攻防」報道 サッカー女子で北朝鮮

日本―北朝鮮 後半、ゴールを決める北朝鮮のキム・ヘヨン(左)。GK山下=国立競技場

 北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、東京・国立競技場で28日に開かれたサッカー女子のパリ五輪アジア最終予選第2戦で、北朝鮮代表が日本代表「なでしこジャパン」に1―2で敗れたことを報じた。「熾烈な攻防戦」を展開したと伝えた。朝鮮労働党機関紙、労働新聞も29日、記事を掲載した。

 北朝鮮メディアは、日本と引き分けた第1戦や今回の第2戦に異例の高い関心を示していた。

 スポーツの国際大会などで北朝鮮代表選手が来日したのは約5年ぶりで、選手は滞在中、応援を続けた在日朝鮮人らとの交流も深めた。(共同)

© 一般社団法人共同通信社