福島県が酒蔵ガイドブック改訂 「常磐もの」に合う地酒も紹介

福島県内56酒蔵の最新情報を網羅したガイドブック

 福島県は県産日本酒の魅力発信に向け「ふくしまの酒蔵ガイドブック」を3年ぶりに改訂した。県酒造組合に加盟する県内56酒蔵の最新情報を網羅し、本県沖で水揚げされた魚介類「常磐もの」に合う地酒なども紹介している。

 各酒蔵が自慢の一本の香りや味わい、おすすめの温度、料理を解説している。蔵の外観や酒造りの様子なども写真で示している。

 「ふくしまの酒マイスター」で日本ソムリエ協会長の田崎真也さんと「ふくしま応援シェフ」でらん亭美日庵料理長の五十嵐公さんによる対談記事を掲載。常磐ものの料理に合う県産日本酒の味わい方を伝えている。

 「ふくしまの酒マイスター」で酒場詩人の吉田類さんのインタビュー、県酒造組合特別顧問の鈴木賢二さん監修による日本酒初心者向けの記事も盛り込んだ。

 ガイドブックは3月2、3の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開く「ふくしまの酒・味噌醤油まつり」の日本酒コーナーで配布する。

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