歌姫マイリー・サイラス、男性局部の鋳物師役に挑戦、伝説的な彫刻家がモデル 自身の家にもコレクション部屋

歌手で女優のマイリー・サイラス(31)が、新作映画で男性器の石膏を作る鋳物師を演じることが分かった。イーサン・コーエン監督の『ドライブアウェイ・ドールズ』でマイリーは、マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ペドロ・パスカルらと共演する。

共同脚本を担当したイーサン監督の妻でもあるトリシア・クルックによると、マイリーのキャラクターは男性器の彫刻家シンシア・プラスター・キャスターを基にしたそうだ。シンシアは男性スターの局部の彫刻で一躍有名になり、2022年に74歳で死去している

トリシアはザ・ラップに話した。「マイリーにシンシア・プラスター・キャスターについて話したの。『知っているかわからないけど、あなたのキャラクターはシンシアがベースにある』って。そしたら彼女は『あなたが私を呼んだ理由だって思っていた』って返して、シンシア・プラスター・キャスターが大のお気に入りだったわけ」

マイリーは男性器のオブジェにかなり入れ込んでいるそうで、自宅にそのコレクションに特化した部屋があるとトリシアが明かしてもいた。

マイリー演じる役のモデルとなった本名シンシア・アルブリトンことシンシア・プラスター・キャスターは、ジミ・ヘンドリックスをはじめ多くのセレブリティの男性器の彫刻を制作した。ジミの他にもMC5のウェイン・クレイマー、バズコックスのピート・シェリー、デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラがモデルとなった。

ちなみにギャングらから逃亡するレズビアンカップルを描いた映画でのマイリーのシーンは幻覚的だそうで、マット・デイモンも登場しているそうだ。

そんなマイリーについてトリシアは「私たちはこの下劣なシーンを撮影したかったんだけど、彼女には酷かと思って、『こんな感じになるけど大丈夫?』って聞いたの。そしたら『もっと酷い経験がある』からって話してて」と言い、イーサンは「彼女は本当に29歳で最高すぎる。昔のショービジネスのおおらかさで、『イェー、何だって大丈夫ハニー。あなたたちが必要なことは全部ね』って言って」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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