複数の選手がバイアウト市場に出てくるなか、フォーニエはピストンズでプレー続行か?

2月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、マイク・マスカーラとの契約がバイアウト(買い取り)に達したことを正式に発表した。

ピストンズは9日のデッドラインに4つのトレードをまとめた一方、同日にジョー・ハリス、キリアン・ヘイズ、ダヌエル・ハウスJr.、ダニーロ・ガリナーリ(現ミルウォーキー・バックス)をウェイブ(保有権放棄)していた。

この時期はウェイブまたは契約のバイアウトが行われ、制限なしFA(フリーエージェント)となって新チームと契約するケースがある。28日を終えた時点でも、ロビン・ロペスやコーリー・ジョセフ、フランク・ニリキナといった選手たちがFAとなっている。

そんななか、9日のトレードでニューヨーク・ニックスからピストンズへ移籍したエバン・フォーニエは、今シーズン終了までピストンズの一員としてプレーする見込みだと28日にNBAインサイダーのマーク・スタイン記者が報じている。

31歳のフォーニエは、ニックス在籍2年目の昨シーズンから出番が減少。今シーズンもニックスで3試合のみの出場に終わっていたのだが、新天地ピストンズでは主にアサー・トンプソンのバックアップとしてここまで6試合に出場し、平均18.7分8.8得点2.5リバウンド1.0スティールに3ポイントシュート成功率43.5パーセント(平均1.7本成功)をマーク。

チームはワシントン・ウィザーズと並んでイースタン・カンファレンスならびにリーグワーストの9勝49敗と低迷も、2月は3勝8敗と徐々にだが白星を増やしている。

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