打楽器生演奏“金コン”最終公演 3月8、9日 佐賀市のエスプラッツ

前回の「金曜夜のコンサート」=昨年1月、佐賀市のエスプラッツ

 プロのミュージシャンによる打楽器の生演奏が楽しめる「金曜夜のコンサート」(金コン)が3月8、9の両日、佐賀市のエスプラッツホールで最終回を迎える。打楽器の魅力を発信し親しまれてきたイベントが、10回目で惜しまれながら幕を下ろす。

 九州にゆかりがあるプロの打楽器奏者グループ「パーカッションナイン」が主催する。ゲストにトロンボーン奏者の村岡淳志さんとピアニストの大坪健人さんを迎え、11人でにぎやかにファイナルを飾る。

 映画「グレイテスト・ショーマン」テーマ曲で幕を開け、九州初演の2曲も披露する。マリンバ奏者の池田祐子さんは「かっこよく楽しくちょっとほろっとするような、捨て曲なしの2時間」と自信をのぞかせる。

 コンサートは2015年にスタート。飲食店を招いて円卓を囲み、リラックスした雰囲気で生演奏を楽しめるイベントで、チケットは完売が続いてきた。池田さんは「回を重ねるなら10回までと決めていた。ここで一区切りをつけて新たな形を模索したい」と語る。

 8日は午後7時、9日は午後5時開演。チケットは3千円(大学生以下2千円)で、当日500円増し。問い合わせは佐賀新聞文化センター、電話0952(25)2160。(花木芙美)

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