ドジャース・山本由伸が鮮烈デビュー 2イニングを準完全に抑える

オープン戦【ドジャース4-6レンジャーズ】@サプライズ・スタジアム

日本時間2月29日、山本由伸(ドジャース)がレンジャーズとのオープン戦に先発。メジャー移籍後、初めての実戦登板となったが、先頭打者から空振り三振を奪うなど、2イニングを投げて許した走者が1人だけという「準完全」の好投を披露した。試合は6対4でレンジャーズが勝利し、ドジャースは今年のオープン戦初黒星。レンジャーズ6番手のオースティン・プルイットが勝利投手、ドジャース7番手のエリーサー・ヘルナンデスが敗戦投手となり、レンジャーズ8番手のシェーン・グリーンにセーブが記録された。

12年3億2500万ドルという超大型契約でドジャースに加入した山本のオープン戦初登板は大きな注目を集めた。初回、先頭のマーカス・セミエンを空振り三振に仕留めたあと、2番エバン・カーターにヒットを許したが、続くワイアット・ラングフォードをサードゴロ併殺打に仕留めて無失点。2回裏は2つの空振り三振を含む三者凡退に抑え、2イニングを被安打1、奪三振3、最少打者数の6人で抑える好投を見せた。

試合後、山本は「しっかり落ち着いて投げられた。違うチームの打者に投げるのが初めてだったので、無事登板できてよかった」と自身の登板を振り返り、「いいボールも多かったし、変化球もいい感覚で投げられた」と手応えを感じた様子だった。ベンチでは大谷翔平も山本の初登板を見守り、山本は「まさか来ると思わなかったので嬉しかった。『まずまずだな』と言われた(笑)」と話した。

試合は5回表にドジャースがアンディ・パヘスの1号2ランで先制した。同点に追いつかれたあと、7回表にコディ・ホージーの犠飛で勝ち越したが、7回裏に一挙4失点。8回表にライアン・ウォードのタイムリーで1点を返したものの、4対6で敗れ、オープン戦初戦からの連勝が5でストップした。

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