「優勝旗を栃木に」センバツ出場の作新、県庁など訪問し意気込み

福田知事(右)にセンバツへの意気込みを語った作新の小森主将(右から2人目)ら=県庁

 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園球場)に出場する作新学院の選手らが28日、県庁などを訪れ、2年連続12度目の出場となる大会への意気込みを語った。

 高橋光男(たかはしみつお)同校総合進学部長、小針崇宏(こばりたかひろ)監督、小森一誠(こもりいっせい)主将、小川哲平(おがわてっぺい)投手、岩出純(いわいでじゅん)捕手の5人が選抜旗を持って訪問した。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は「100%以上の力を出し、作新らしい戦いで勝利してほしい」と激励。小針監督は「全力プレーで地元の皆さまに勇気と元気を与えられる大会にしたい」と応えた。小森主将は「(昨年11月の)神宮大会は準優勝だったが、今回もう一度優勝するチャンスをいただいた。栃木県に優勝旗を持ち帰りたい」と力強く語った。

 一行は下野新聞社も訪問し、岸本卓也(きしもとたくや)会長らが出迎えた。岸本会長は「(昨秋の)関東大会で優勝、神宮大会も準優勝し、県民の期待は大きい。頑張ってください」とエールを送り、小針監督に激励金を手渡した。小川投手は「高校生らしく、胸を張って堂々と戦ってきます」と誓った。

 組み合わせ抽選会は3月8日に行われ、チームは11日に大阪入りする予定。

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