安否不明者7人に 能登半島地震、2人減

 石川県の29日午後2時時点の集計によると、能登半島地震による安否不明者は輪島市の7人で、前日から2人減った。災害関連死15人を含む死者数は241人、負傷者数は1186人で、いずれも前日から変化はない。

 住宅被害は前日から629戸増え、7万5421戸となった。8市町で被害調査が進んだ。市町別では七尾市1万5283戸、輪島市1万2832戸、珠洲市9442戸、志賀町6423戸、能登町6142戸など。

 11市町216カ所に開設した1次避難所に身を寄せた被災者は5759人となった。1.5次避難所には129人、旅館やホテルなどの2次避難所には4733人が入った。県内の断水被害は七尾市と志賀町の計120戸で解消し、残る世帯は7市町の計1万8800戸となった。 

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