ごはんにリンゴ?福島愛たっぷり「創作おむすび」日本一は小学2年生

創作おむすびの日本一を決めるコンテストで、福島市の小学生が大賞に選ばれました。

27日、大阪市で開かれた「第1回ご当地おむす美大賞」。これは、地域の食材と食文化を生かした創作おむすびの日本一を決めるコンテストです。コンテストには884作品の応募があり、本選考には全国6ブロックから6つのおむすびが選ばれました。その中から見事、日本一に輝いたのは…。

司会者「エントリーナンバー566、北海道・東北ブロック代表、永岡皐さま!」

福島大学附属小学校2年の永岡皐(こう)さんが考案した「ふくしまリンゴおむす美」です。

永岡皐さん「福島のいいところがみんなに伝わるといいなと思いながら作りました。かつお節とごまも入れて、とてもおいしくできました。ご飯とリンゴは合うのかなと思うかもしれないが、とても合い、びっくりするのと思うので食べてみてください。」

地元産のリンゴを皮ごと切って特製のタレに漬け込み、かつお節や白ごまと一緒に握った発想力豊かな皐さんのおむすび!なんと、わずか1日で完成させました。

永岡皐さん「大賞がとれて、自分の気持ちもスッキリして、夢の中の世界だった。本当に合うかなとドキドキ心配だったけれど、食べてみたときにはすごくおいしくできた!成功だ!と嬉しかった。」

ポイントは甘さとしょっぱさのバランス

皐さんの発想に、お母さんも驚いたそうです。

母・永岡淑さん「リンゴを混ぜると言ったので、それは合うのかなと心配になったがいろいろ考えてやってみて食べたらすごくおいしかったのでびっくりした。子どもならではの発想かなと思った」

その一方で、こんな苦労も。

永岡皐さん「リンゴの味が大きすぎても甘いおむすびになるし、手作りドレッシングのタレがすごく効いていて、しょっぱくてもしょっぱくて食べられないおむすびになるのでそこは難しかった。」

頑張っている姿を見てきた家族も、輝く皐さんの姿に笑顔があふれていました。

母・淑さん「すごくびっくりして、まさかまさかだったので、夢かなと思いました。すごく涙があふれてきて、いろいろ今まで頑張ってきた息子の姿を思い出してとても感動したし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。」

日本一となったおむすびには、皐くんの福島への思いがたっぷり詰まっていました。

© 株式会社テレビユー福島